初冬のある日とても暖かい日の散歩では、リクライニング車椅子に移乗し職員と施設周りの季節の花を見て楽しみました。声が出ない利用者の方も何か感じ取って頂いたのかとても良い表情をしておりました。
また、別の日には音楽を流しながら入浴剤を用い手浴・足浴を行ってみました。それまで冷たかった足や手がピンク色になり、体中の血行が良くなっていくのが伝わってきました。
寝たきりの重度の方達なので、一つ一つの動作が全て職員の手が必要となり、必要としています。動く事のできる2階・3階の利用者様とは少し違い、おやつレクや体操レク、歌レク等は行うことが難しい事が良くあります。
その中で何を行えばここの暮らしが心地よいと感じて頂けるのか、レクリエーションだけを考えるのではなく、ベッド上で過ごす事が多い利用者様に、少しでも気持ち良く、安楽に過ごして頂けるようにその方にあったポジショニングを職員全体で考え試行錯誤し頑張っているフロアでもあります。
これからもゆっくりとした時間の流れとコミュニケーションと笑顔が見られるフロアを目指します。
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